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![]() 日頃から身体病を主治医である先生に診ていただき、気軽に何でも相談できる信頼関係を持っている患者さんは大変幸せです。嫁姑関係の悩みがあったり、大きな手術のあとの 苦しみがあったり、介護せねばならない配偶者やお年寄りが家に居たりすることを、先生に十分理解していただきながら、高血圧症・糖尿病や胃潰瘍・胃癌・大腸癌・腰痛症・脳 梗塞・歯科的・耳鼻科的な治療をしていただけているのですから。 先生の前で何気なく口に出される、よくある訴え(不眠、疲れやすさ、頸肩こり、頭重 感、動悸、めまい)でさえも、初めて受診するなじみのない病院・クリニックではこれを 患者さんからはなかなか訴えることはありません。患者さん自身が、これをうつ病・うつ状態の大きな症状だとは自覚されていないためです。 かかりつけ医の先生におかれましては、不定愁訴に対する必要な諸検査・治療をしていただけておりますので、先生の御判断を超えて症状だけが長引く時には、何卒心療内科へのご紹介を賜りますようお願い申し上げます。 当院では、貴科的な継続的治療が必要な場合には当然その治療は先生にお願いしていただきながら、心療内科・精神科領域についての併診をさせていただきたく存じます。 ![]() ![]() いきなり唐突に心療内科・精神科への御紹介はあり得ないと思います。その5人に1人はうつ病・うつ状態などの発症である可能性をお疑い下さい。そして現時点では発症していなくとも、将来3年以内の発症の可能性をお考え下さりながらの継続的ご診察が提唱されているところでございます。 精神症状(不安・ゆううつ感・意欲や気力の低下・何をしても楽しくない・生きている意味が分からないなど)はこちらから聴き出す診察をしない限り、患者さんからの訴えは無いものとご理解いただき、「親しき仲にも突っ込んだ聴き出し」をよろしくお願いいたします。 安易な睡眠薬の御処方は我々心療内科・精神科医も慎むよう心掛けているところです。 不眠症に対しての鑑別を行うことも必要だと考えております。
対応に苦労なさる患者さんは、どうぞ心療内科・精神科にご紹介ください。併診になることを患者さんにお話しいただいて紹介状をお持たせ下さい。患者さんにとっては、主治医と繋がっている安心感を持っての受診になると思います。 ![]() 心療内科・精神科疾患の患者さんの90%は他科にまず受診されています。 他科受診されても、まず不眠の訴え・精神的な訴えはされません 先生の御経験に基づかれる「いつも診る患者さんとは何かが違う勘」も含めて、 治療経過が芳しくない時には心療内科・精神科的疾患をお考え下さりご紹介をお願いいたします。他科との連携診療は心療内科・精神科医師の得意とするところでございます。 ![]() ![]()
![]() (文献air.J.et.al:Arch.Intem.Med2003) ![]() (文献 尾崎紀夫:「こころ」と「からだ」について精神障害と身体疾患との関係、現代医学2004) ![]() 当然ではありますが身体病をもった方の方が、もたない方よりもうつ病・うつ状態になるリスクは増えております。 「病気が有れば、くよくよするのは当たり前」とお考えになられず、うつ病・うつ状態ではないかということを念頭にご診察ください。 うつの治療により、思考が前向きになり、基礎疾患に対する治療意欲が増し、痛みなど が軽減し、基礎疾患の病状事態が良くなることもしばしば経験致しております。 ![]() 他科を受診される初期の精神疾患の患者さんが訴えられることの多い症状は、自律神経症状です。
![]() 目や耳や鼻や口は非常に繊細な感覚器官ですので、敏感でいろいろな症状が出やすい場所です。
![]() 現在、紹介の明確な基準はありませんが、下記のような症例につきましては当院専門医にご紹介ください。先生のご治療中の身体病につきましては引き続きの御高療をよろしくお願い申し上げます。なお、自殺念慮が強く疑われる場合には入院可能の精神科病院にご紹介ください。
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